これが、HDB(シンガポールの政府系住宅公団)が、肝いりで2009年に完成させたPinnacle@Duxtonという50階建て、1848世帯の入る住宅コンプレックス(コミュニティーセンターや商業を一部に含む)である。この土地はそもそも1963年にDuxton Plainと呼ばれるHDB最初期の住宅2棟が作られた場所で、リー・クワン・ユー自らが深い思いを込め2001年に国際コンペを開催、しかもローカル建築家のARC Studio Architecture + Urbanismが勝ち取り、実施にこぎ着けた。完成当初の入居募集では異例の人気となったという。 屋上庭園は細部の作りなどもはやどうでも良いと思わせるほど、空中を散策するという体験自体を純粋に体現させた、力強い場所だ。
by mindscape-ltd
| 2011-01-26 12:12
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